ベトナム戦争は1975年4月30日のサイゴン陥落で終結を迎えました。
サイゴンにじわじわと近づいている北ベトナム正規軍を恐れて、多くの人がアメリカ軍ヘリで脱出したでしょ。沖に停泊している空母に着陸したら、次から来るヘリを受け入れるため、ついたばかりのヘリを海中に落としたテレビ映像を今でも忘れません。それと同じ現象がアフガニスタンのカブールで起きました。
しかし今回は大きな違いがあります。
サイゴン陥落ではアメリカの敗北は西側の左翼に好意的に受け入れられました。有名なところではフランスのサルトル。日本でもすでに解散した元ベ平連の小田実とか。
しかし中国はタリバンを支持していても、欧米や日本の左翼は手放しで喜んでおりません。多少なりとも今までタリバンのやっていたテロを容認したら、世間から総すかんを食らってしまうのがわかっているからなんでしょう。
それでも反米の左翼で「タリバンを断固支持。日本でもイスラムの大義を。」というお馬鹿さんが登場してくれるのではないかとワクワク期待しております。
朝日新聞あたり、そうゆう論調で社説書いてくれないかな。